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素人が一流のメンタルを獲得するためには?

人間は自分の見たい物にのみ注意を向ける【投資×認知科学】

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「注意」という言葉は日常的に頻繁に使われる言葉ですが、実はそのメカニズムは解明されていません。そこで、今回は人間の注意を向けるという性質が投資を行う際の意思決定にどのように影響を与えるか考察していきたいと思います。

 

視覚的注意・聴覚的注意

人間は目の前にあるものをありのままに「見ている」訳ではありません。その時々に応じて必要な情報を使ってイメージを構築しているのです。下の記事で詳しく書いているので、興味がある方は読んで見てください!

anzou.hatenablog.com

 

ここで脳は、どの情報が重要でどの情報が不要かの判断をしなければなりません。

 そこで出てくるのが「注意」という概念です。注意とは特定の場所に感覚を集中させることで、その集中したところの情報を優先的に知覚できることです。

 例えば、人混みの中にいても友達の声に注意を向けていると周りの雑音が聞こえなくなる経験は誰もがしたことあると思います(カクテルパーティー効果)。我々は普段から全てのことに注意を向けているのではなく、自分に必要な情報を取捨選択して知覚しているのです。

 

投資との関係

 投資判断をするとき、我々は世の中に存在する全ての情報を同時に入力して適切な判断を下してはいません。重要だと思う情報をいくつか収集し、それらに重み付けをし投資判断を行います。

この情報の取捨選択の段階で、人間特有の効率化プロトコルにより、自分の考えをサポートする、都合の良い情報に優先的に注意を向けてしまう傾向があるのです。自分の考えを説明するために都合のいいデータのみ収集することを確証バイアスと呼びます。

皆さんも経験があるのではないでしょうか?株価が下がると思った途端、悪材料や悪いニュースばかりに目がいってしまうあの現象です。

人間は基本的に省エネで、あえて自分の考えと逆の考えをサポートする証拠を探そうとはしないのです(友達の話が聞きたいのに周りの雑音に注意を向ける人はいないと思います)。

 

 しかし投資で成功するには、あらゆる面において人間が生まれながらに持っている性質や傾向を否定しする必要があります。自分は絶対こうだ!という考えを否定し、常に両方の立場の意見を持ち、それらをサポートする根拠も見つけなければならないのは本来人間には向いていません。

言うなれば、友達の話を聞きつつ周りの雑音にも注意を払っているような状況です

ほとんどの人はこの様な認知資源を大量に消費する面倒なことなんてしたくありません。しかし、投資というものは従来の人間性の否定であり、そのために今までの人類の習慣を否定し続けなければ成功できないとあんぞうは実感していますし、それを実際に実行できる人だけが成功できる世界だと確信しています。複数の概念を同時に持てるのは今の所人間だけです(もちろん全員ではありませんが)。

とは言え、自分一人で二つの異なる考えを持つのは容易ではありません。そんな時は友達や他の人のブログを見て、自分と逆の意見を持っている人を探し、その人がなぜそのような結論にたどり着いたのか理解することで相手の考えを吸収し、最終的に二つの異なる考えを持つことが出来るようになります。 

投資において、人間はそもそも間違えるようにプログラムされているということを認識することが最重要です。

まとめ

  • 人間は常に全ての情報に目を向けているのではなく、自分に都合の良い情報を選んでいる
  • 投資判断をするときは、自分の考えにとって都合の良い情報のみを選んでいないか常に注意しなければならない

 では🙏